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第27回どっぷりハワイアン・ミュージック

2009年06月25日 | ハワイアン・ミュージック 日本で楽しむ 

今月のどっぷりハワイアン・ミュージック!


  「今月のどっぷりハワイアン・ミュージック!」では、ハワイアン・ミュージック大好き! タワーレコード店長 藤崎真一さんより、毎月テーマにそって、CD・DVDタイトルをピックアップして頂きます。

aloha-street japanをご覧のみなさま
アロハ~!
月に1回のペースでのんびりと書かせていただいてます。
毎回"何となく"テーマを決めて5枚のハワイ音楽をご紹介しますね! 
《いつものお休みの日が特別な一日になるような…
仕事の日だって、これを聴きながらベットに入ればぐっすりと眠れる…》
そんな音楽をたくさんご紹介します。

 
今月のテーマ
第27回
「6月9日、ハワイのグラミー賞にあたる“ナ・ホク・ハノハノ・アワード2009”の授賞式がありました。昨年、ホク・ズッターメイスターがあらゆる賞を総なめした昨年と違って、いろいろなアーチストが賞を分け合う結果になりました! いつか、この場所に行ってみたいという全ハワイアン・ファンの願いも込めて、代表的な受賞作をご紹介します。」


Title 2
■PALI / …WITH ALOHA
パリ / …ウィズ・アロハ
(ビクター VICP-64731~2)

購入はこちら
☆ソング・オブ・ザ・イヤー
☆アルバム・オズ・ザ・イヤー
☆アイランドミュージック・アルバム

 ハワイなのにパリ。リーダーの名前なんだけど、お洒落ですよね。サウンドもジャズっぽいコーラスが入ったりしてひとランク上のハワイアンって感じです。このアルバムはハワイでは珍しい2枚組で1枚目=ニューアルバム 2枚目=過去のアルバムからの人気曲集 という贅沢な構成。先日「“ウルパラクア”の速い曲ないかしら~」という先生にこのアルバムに入っているテイクをご紹介したら喜んでました。そう、他にも“エフリー・マコ”とか、フラの懐かしい曲をお洒落にちょっぴりスピード上げてカヴァーした曲もたくさん入っているのも魅力。ずっと日本では無名だった彼らがこうして複数の賞をもらったことがとても嬉しい。この夏は日本にも何回か来るみたいだからチェックですね。分厚いコーラスを是非味わってみたいものです。

■オススメ曲=1枚目1.5.12 (←ブーム/島歌のカヴァー)
■オススメ曲=2枚目2.12

Title 2
■HOLUNAPE  / AHEA?  ANO
ホルナペ / アヘア? アノ
(ハワイ盤 RSCD8808)

購入はこちら
☆デュオ&グループ・オブ・ザ・イヤー
☆ハワイアン・アルバム・オブ・ザ・イヤー

 メリー・モナーク・フラ・フェスティバルで多くの有力ハラウのバックで演奏することで力と人気を付けてきたバンドです。パラパライと同じ3人組、ウクレレ、ギター&ウッド・ベースという構成で全員歌えるところも同じ。でもコーラスの高さが売りのパラパライと違って、オーソドックスにフツーに歌うところがホルナペの魅力だったりします。そう、彼らは懐かしいハワイアンを聴かせるレイドバック感覚が売りなんですね。ナ・ホクの選考委員もこの頑固さ、“ハワイアンらしさ”みたいなところを評価したのでしょう。いいタイミングで入るスティール・ギターも哀愁を煽ります。

■オススメ曲=1.5.7
Title 2
■NATALIE AI KAMAUU / II
ナタリー・アイ・カマウウ / イ
(ビクター VICP-64722)

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☆女性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤー

 僕はこのアルバムが大半の賞を獲得するものだと踏んでいたのですが、残念。今回はこの女性ヴォーカリスト賞だけでした。この青空を突き抜けるような声は、美しいばかりか力強さもあって、今ハワイで最も歌がうまい人ってことではこの賞は納得です。しかし、このアルバムのすごさはそれだけに留まらず、旦那のイオラニを中心とする演奏の新しさ、かっこよさ、さらに夫婦で作るオリジナルの素晴らしさにあると思います。オアフの名門ハラウ“フラ・オラナ”の長女としてこの世に姓を受け、ミス・アロハ・フラまで上り詰めた女性です。その“覚悟”、“生きざま”、ちょっと大げさかもしれないけど、そんなことも含めてすごいアルバムだと思います。
もちろん、ハワイアンらしい心地いいアルバムとしても楽しいアルバムです。

■オススメ曲=1.2.4.8
Title 2
■KAUMAKAIWA  LOPAKA  KANAKA’OLE / KAUMAKAIWA
カウマカイワ・ロパカ・カナカオーレ / カウマカイワ
(ハワイ盤 MACD-2117)

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☆男性ヴォーカリスト・オブ・ザ・イヤー
☆ハワイ語パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー

 ロパカの愛称で主にフラ関係の方に熱烈に支持される人。音楽、フラともに素晴らしい功績を残す名家に生まれ、お母さんもケクヒ・カナヘレという個性派シンガーソング・ライターです。なぜ個性派かというと、基本的に自作の歌を歌い、フラソングのカバーなどはなし。歌いことを自分の言葉、しかもハワイ語で歌う人ということで、今もマニアックな支持を集めています。その息子だからやっぱりくせ者。3枚目になる本作でも、ハワイの大地や、美しい花などのことを歌いながらも、目は青空の向こうの宇宙を見ているようなスケールのでっかい音楽が聴けます。ほんとは、ハワイを飛び出して、パリなんかのストリートで歌ったら、かつてのジプシーキングスのように世界中でブレイクしてしまいそうな、質の高い民族音楽をやっているんです。今回の2部門での受賞は彼が欲しかった賞だったはずだから嬉しかったことでしょう。

■オススメ=2.6.7
Title 2
■TERESA BRIGHT / TROPIC RHAPSODY
テレサ・ブライト / スィート・ハワイアン・ラプソディ
(アミューズ ASCM-6023)

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☆ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー

 テレサ・ブライト入魂のアルバムがジャズとして評価されてジャズ部門での受賞です。なるほどなと思いました。彼女の音楽はハワイアンとボサノバをミックスしてジャズっぽいアレンジを加えた音楽だから、これは「あると思います!」。前作の沖縄音楽をハワイアン風にアレンジして聴かせアルバムも良かったし、流石のクォリティーを毎回出しますね。フランク・フューイットの従兄弟ってことで、フラの洗礼も受けて育ったはずなのに、フラっぽい曲は一切やらず、お洒落なハワイアンを貫いてきた彼女が、今作では、フラの名曲に真正面から向きあったところが興味深いです。“カイマナ・ヒラ”なんて100万回聴いたような曲にしても、全く新しい曲のように聴かせるテレサの歌はやはり素晴らしい。この人の“パフューム・オブ・パラダイス”がJALのCFに使われていなかったら今のハワイブームやフラブーム、何も起きていなかったような気さえします。ホノルルマラソンだって、ある意味そうでしょう?

■オススメ=2.3.6.8 ハワイ盤とはジャケが違います。
【藤崎 真一 Shinichi Fujisaki 】
■1980年代にタワーレコード株式会社入社。
■2000年の藤沢店勤務を機に、本格的にハワイアンCDの販売を始める。
■その後、聖蹟桜ヶ丘店店長を経て、現在は川崎店店長。
日々、ハワイアン・ミュージックの普及のため(ほんとは好きでやってるだけ)、「バウンス」「素敵なフラ・スタイル」「Rohe Rohe ハワイの音楽本」への執筆、ハワイアンCDのアドバイザーなど、楽しくできる範囲で色々活動中!
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■CD「ALOHA KIDS ~Sweet Songs~」

 POPなジャケに思わず手に魅かれ、まず取りたくなってしまいます。ハワイアンのゆったりしたリズムは、胎教音楽としても、お子さんと遊ぶときのBGMとしてもぴったり!

また、次回更新をお楽しみに!
更新日: 2009年6月29日